令和4年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練に参加しました

 令和4年10月7日(金)から同8日(土)、青森県青森市で開催された「令和4年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練」に、当局から救急小隊1隊4名が参加しました。

 青森県内陸部で発生した地震による大規模災害を想定し、緊急消防援助隊の要請、参集及び部隊運用等について実戦的かつ効果的な訓練を実施し、緊急消防援助隊の連携活動能力の向上を図ることを目的として開催されました。

 本訓練には、1道6県3市(北海道、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、札幌市、仙台市、新潟市)から188隊20機関の計1099名が参加しました。

 当局から参加した救急小隊は、出発後函館市へ向かい、自衛隊艦船「すおう」に乗船し函館港から海路で青森港へ進出し、青森港からは陸路で訓練会場へ向かい訓練に参加、その後野営訓練等を行いました。
 訓練2日目は、土砂崩れ等により倒壊した建物に、救出を必要とする傷病者が多数発生した想定での訓練を行いました。
 当局救急小隊は、救出された傷病者を観察し、傷病程度によって応急処置の順番、搬送する順番を決定する「トリアージ」という活動を行いました。訓練では計30名以上をトリアージし、他県の救急小隊と連携しながら全傷病者を搬送しました。