北海道ブロックDMAT実働訓練に参加しました

 令和元年11月16日(土)・17日(日)、帯広厚生病院を拠点に北海道ブロックDMAT実働訓練が十勝管内で初めて開催されました。

 DMATとは、「Disaster Medical Assistance Team」の略で、医師・看護師・業務調整員で構成され、大規模災害や多数の傷病者が発生した事故現場など、急性期から活動できる機動性を持った災害派遣医療チームのことです。

 本訓練には、消防局から41名が参加したほか、全国から集まったDMAT隊、函館市立函館病院の道南ドクターヘリ、北海道警察航空隊ヘリ、とかち帯広空港、帯広高等看護学院の学生が参加しました。

 16日は、音更消防署にて現場救護所訓練が開催されました。
 訓練は、地震により多数の傷病者が発生した想定で行い、現場での救護活動、道南ドクターヘリ、DMAT車両、救急車両での搬送など、関係機関との活動手順を確認しました。

救急指揮所での傷病者把握と搬送指示

救急隊による搬送

現場救護所内での救護活動

 道南ドクターヘリによる傷病者搬送

 17日は、とかち帯広空港、広尾町国民健康保険病院、日本赤十字社清水赤十字病院、大樹町立国民健康保険病院において患者移送訓練が開催されました。
 訓練は、地震が発生した想定で行い、道南ドクターヘリ、北海道警察航空隊のヘリ、救急車両を使用して、被災した患者を医療機関へ搬送する手順を確認しました。

移送患者の引継ぎ

北海道警察航空隊のヘリによる患者搬送

道南ドクターヘリへの患者引継ぎ

 

本部による状況及び搬送の調整

 今後も、住民の安全・安心を第一に、関係機関との連携を強化していきます。